ご挨拶

¡Hola! ¡Mucho gusto!
はじめましてこんにちは!
このブログに来てくださってありがとうございます。
「スペイン語ってどんな言語なの?」
「ちょっと気になってるけど、難しそう…?」
そんなふうに思っているあなたへ、
この記事ではスペイン語のざっくりした全体像を初めてでも分かりやすくお届けします。
“スペイン語ってどんな感じか”を簡単にまとめてみました。
読み終わる頃には、「ちょっと学んでみたいかも!」って思ってもらえたら嬉しいです。
それでは、スペイン語学習帳の1ページ、一緒にめくっていきましょう♪
スペイン語はどこで使われてるの?

スペイン語(Español)は、実は世界で最も広く使われている言語のひとつです。
スペインをはじめ、中南米の多くの国で使われていて、公式言語としては20か国以上で採用されています。
例えば
メキシコ、アルゼンチン、コロンビア、ペルー、チリ、ウルグアイ、ボリビア、ベネズエラ……など。
アメリカでもスペイン語話者がとても多くて、実は話者数だけで見ると英語を超える勢いなのです。
マドリードのセルバンテス研究所本部で発表された報告書によると、スペイン語を母国語として話す人は2023年にほぼ5億人に達したといわれています。
母国語話者数で言えば、人口は中国語に次いで世界第2位となっています。(2025年現在)
スペイン語の起源は?


スペイン語の起源は、ラテン語。
古代ローマ帝国の言葉が元になっていて、そこから長い年月をかけて「イベリア半島(今のスペイン・ポルトガル)」で変化していったのがスペイン語の始まりです。
中世以降、大航海時代になると、スペインがアメリカ大陸に進出し、その過程でラテンアメリカの国々にスペイン語が広がっていきました。
日本ではあまりなじみのないスペイン語ではあるけれど、ちょっと国の外に視点を移すと英語並みに世界が拡がる可能性を持った言語だとわかります。
スペインの植民地だったフィリピンなどはその影響が残っていて、姓や地名にそのカケラを感じる事ができたり、ポルトガル語には多くの共通単語があります。スペインでポルトガル語で話してみたらなんとなく伝わった、そんな動画もあるくらいです。

日本人の感覚では、「関西弁と標準語の違いに近い」と表現するとわかりやすいのかなと思います。
スペイン語の特徴とは?




スペイン語には、他の言語と比べてユニークで、学びやすいポイントがたくさんあるのです。
特に日本語が母語の人にとっては、1番嬉しいポイントは発音が素直でやさしい!ところかなと思います。
スペイン語って、英語みたいに「読めない綴り」が本当に少ない!
例えば、“gracias(ありがとう)”は「グラシアス」ってほぼローマ字読みできちゃいます。
日本人にとって、発音のハードルがとっても低いのが魅力のひとつ。
その証拠が、母音が日本語と同じ aeiou で発音がしやすいんです。



私が1番惹かれた部分はここ。
中国語は英語と語順が同じ、漢字で意味がわかるから親和性アリと思いきや、発音が激ムズで断念しました。韓国語は日本語と語順が同じ、ハングルも記号みたいで楽しい、でも母音は日本語より多く発音が簡単とは言い難いのです。その労力を使うならまずは英語を話したほうがいいなと思いました。
フランス語。語彙の意味をある程度推察できるのですが、発音がやっぱり難しく、単語にも混乱します。断念。 ヒンディー語。会社にインド人も多かったので使えたらインセンティブになるし世界広がると思いましたが、表記文字から学び始める必要があって、ちょっと日本語話者には遠すぎました。



そこで、スペイン語。英語と語彙が似ている上に、スペイン語はローマ字読みして良いのと、綴りも同じく聞こえた通りにアルファベットを並べても大きく間違いにはならなくて、精神的な打撃が少なかった。
そしてそして、スペイン語がある程度わかれば、おなじラテン系統であるフランス・イタリア、ポルトガル、ルーマニアも芋蔓でわかるようになるかも!というおまけ付きです。
繰り返しになりますが、ここが、日本語でいうところの関西弁と標準語の関係に似てるのかなと。日本語が話せれば関西弁は話せなくても、何を言っているかはある程度はわかりますよね。
スペイン語の文法のクセ


一人称、二人称、三人称で動詞の活用が異なります。
動詞の活用が難しい!って事は、なんとなくスペイン語を学んだ事がなくても聞いた事があることだと思います。
まさにその通りではあるのだけれど、スペイン語を学ぶようになってからは印象が変わりました。
ちゃんとパターンを覚えれば法則性があるから、意外と面白いのです!
動詞を見れば、誰が主語なのか判別がつくので、ある意味パズルのような楽しさがあります。
スペイン語を学ぼうと思ったきっかけ


英語が苦手で苦手で、うまく使えない事がずっとコンプレックスで何かブリッジになるものはないかなー?と探し始めたのが最初のきっかけ。
英語を学んでいて、どうしても「うまく話せない」「いまいち入ってこない」っていう苦しさがあったんですね。
あとハーフという事もあって「出来て当たり前」「ネイティブ並みの出来じゃないと」みたいな強迫観念に苦しめられていました。
つまり全くもって楽しくないんですよ。
ネイティブではない英語話者はたくさんいるのも知っているし、外資時代もたくさん見てきました。
ですが、私にとって「英語=楽しくない」っていう方程式が出来上がってしまっていて、
英語版の漫画を読んだりしても効果なし。当時私の中で銀河的大ブームであった鬼滅の刃の翻訳版でもってしても太刀打ちできませんでした。
それほど私の中では上記の方程式が確立されてしまってたんですよね。
英語=つまんない
って。致命的。
そこで、「もっと読みやすくて楽しめる言語はないの?」って探し始めました。
そのとき見つけたのがスペイン語。
母音が日本語に近くて、英語のように複雑に母音が変化しない。



「これはもしや……英語と日本語の橋渡しになる言語なのでは?」とウキウキしたのが、始まりでした。
スペイン語を学んで感じたこと


最初に心が躍ったのは「綴りをそのまま読んで問題ない(ローマ字読みして良い)」っていうことを知った時でした。
スペイン語ってスペインでしょ?!巻き舌のイメージあるし西洋にある国だしローマ字読みしていいの?!
もしかして簡単なのでは?!
と一瞬でも思えた事が学習の始まり。
これだけで、めちゃくちゃストレスが減ったし、英語は3日坊主どころか15分坊主を繰り返してたのに、スペイン語は気付いたら1週間も連続して学んでいました。個人的に快挙です。
英語と似てる単語もけっこうある(familia=family、animal=animal など)、そして文法の語順は、英語に近いSVO型が多く、それまでの語学知識を生かせることもスペイン語を始める後押しになりました。
あと、スペイン語って感情表現が豊かで、読んでいるだけでも明るくなれる感じがあるんですね。
しかも、スペイン語圏の文化や人もとっても陽気でフレンドリーな人が多いことにも気がついたのです。アプリで英語を学んでいた時期もありましたが、英語圏の人よりも質問に答えてくれる人が多いんですよ。



スペイン語を通して、私もマルチリンガルになれるかも!
ってときめいたのが最大のきっかけ。
まとめ|スペイン語を学ぼうか迷ってる人へ


スペイン語は、世界中で話されている言語で、日本人にとって、とても学びやすい特徴をたくさん持っています。
発音のしやすさや、英語とのバランス感、感情豊かな表現など。
学ぶことで見える世界は、本当にガラッと変わるんじゃないかなあと思います。
もし、スペイン語を始めようか迷ってるなら、次の記事「スペイン語を学ぶメリット・デメリット(近日公開)」もぜひ読んでみてくださいね。



色々な言語を学んだ中でも、スペイン語はとても楽しくて、なんでもっと早く学ばなかったんだろうって思っています!